医療脱毛は永久脱毛が叶う効果の高い脱毛方法ですが、施術を受けてすぐにムダ毛が無くなるわけではありません。
毛周期に応じて2ヶ月に1回程度の頻度でクリニックに通い、5~8回程度のレーザー治療を経て脱毛完了となります。
2~3回受ければムダ毛の量が大幅に減りますが、完全に無くなるわけではないのでその都度自己処理は必要です。
ムダ毛を毛抜きやブラジリアンワックスやテープで抜いてしまうと、毛周期が乱れて医療脱毛の脱毛効果が半減してしまいますので、シェービングで処理します。
そこで注意しなければならないのが肌トラブルです。
カミソリを誤って横に滑らせてしまい流血する、カミソリ負けや摩擦ダメージで色素沈着が生じ肌が黒ずむ、乾燥で角質が硬くなり埋没毛で毛穴がブツブツになるなどの肌トラブルが考えられますので、そうならないようにするための予防対策が必要です。
安全性確保を重視するなら、電気シェーバーを使用するのがベストです。鋭利なカミソリの刃がちょっとした加減でスライドして肌が傷つくというリスクを無くすためには、皮膚に当たってもダメージが生じない電気シェーバーを使うのがおすすめです。
軽く皮膚の表面に当てて滑らせるだけで、ムダ毛をカットすることが出来ます。
医療脱毛の施術に伴う事前処理
医療脱毛の施術前の事前処理は、レーザーの光が皮膚の表面に存在するムダ毛に反応しないように行います。
ムダ毛が生えた状態で医療脱毛のレーザーを照射すると、皮膚の奥の毛根ではなく今生えているムダ毛に作用してしまい、火傷のリスクが高まります。襟足や背中など手が届かない部位のシェービングはクリニック側でやってくれたりしますが、その他の部位のシェービングは自分で行う必要があります。
綺麗に剃られていないとお手入れを断られる可能性もありますので、手抜きや妥協は許されない大切なステップです。
医療脱毛をしている期間中に気を付けなければならないことはシェービングだけではなく、保湿ケアとUVケアにも力を入れるべきです。潤い不足で肌が乾燥すると毛周期の乱れが生じ、ムダ毛がスムーズに抜けなくなります。
レーザーの刺激による痛みも感じやすくなり、埋没毛が発生しやすくなるという問題とも隣り合わせです。
乾燥のみならず日焼けも脱毛の大敵ですので、日々の保湿ケアもしっかりと行わなければなりません。
日傘や日焼け止めクリームや飲む日焼け止めなどによるUVケア、クリームや化粧水や乳液やパックや美容液での潤いチャージを欠かさずに行い、健やかな肌環境をキープしましょう。